メス猫の発情期は1週間から10日ほど続き、1日中、ギャーギャー大声で鳴いて走り回って御近所迷惑になります。
猫自体も非常に苦しいようで、食事も細くなりますし、睡眠を十分に取れなくなり消耗します。
それに、あちこちでオシッコをして大変です。
避妊手術をすると苦しい発情期が来ないので、ゆったり、のんびり過ごせるためか猫ちゃんも楽そうですし、避妊手術をした方が統計的にも長生きするようです(体に負担がかからなくなるので)
オス猫も去勢をしないと凶暴になりますし、家中あちこちマーキングをして大変なことになります。(マーキングのニオイは強烈でクリーニングに出しても消えません)
オス猫も去勢手術をすると性格がおっとりして穏やかになるので、去勢手術をしたほうが統計的に長生きするとでています。
ブリーダーでないなら、避妊・去勢手術をしたほうがよいと思います。
猫の避妊・去勢手術
避妊去勢 手術前に血液検査をしない危険性
1000分の1の確率というのは、避妊・去勢手術をした後、亡くなる猫の割合。
血液検査をしないで、全身麻酔をして不妊手術をするリスク・・・・・・・
獣医師の腕の問題もありますが(手術が下手か、上手いか)、全身麻酔は猫だけでなく人間でも心臓に負担がかかります。
それに、血液検査をしないで全身麻酔をするっていうのも、どうなのかなって思います・・・・・・・
普通は全身麻酔で手術する場合、必ず血液検査をします。
しないで手術する獣医師は問題があるのではと思います。
今年4月で16歳になった小太郎じいちゃん、16歳ともなると、お口が臭い・・・・・
歯も数本、抜けてるし、歯槽膿漏でグラグラの歯もあるかもしれない。
でも、問題なくご飯を食べているし、特別痛がったりもしないので、そのまま様子を見ています。
獣医師に相談しても、「歯のせいで食事ができないなら問題だけど、そうでないなら、歳なので全身麻酔は、なるべくしないほうがいい」とおっしゃってました。
同感です。
ノミとり首輪とノミ駆除剤の危険性
ノミやダニの怖さ
ノミやダニに刺されると物凄くカユイです。半端なカユさではありません。ノミ毒アレルギーの人や猫は、症状がさらに悪化し、かきむしるので、ひどいと血が出ます。
ノミにさされるとサナダムシ(条虫)が猫の消化器官内に寄生します。米粒のようなものが落ちていたら、それはサナダムシの卵です。肛門に白いウジムシのようなものが出たり入ったりしていたら、それはサナダムシなので、速攻で動物病院に連れて行きましょう!
ノミは一度、完全撲滅すれば、室内飼いなら再寄生しません。
完全室内飼いの猫にノミが再寄生するとしたら、外を散歩した犬が室内に入り、猫に寄生する場合がほとんどです。
ダニは人間に寄生するものと、しないものがあります。
我が家で最初に飼った猫はブリーダーから購入したのですが、しきりに耳をかゆがって頭を振るので動物病院へ連れて行ったら、耳の中に ミミヒゼンダニ がたくさんいて、治療して完全に治るまで動物病院へ5回通いました。
猫の健康管理もできない、ひどいブリーダーでした。
ダニも一度、完全撲滅すれば、室内飼いなら再寄生しません。
皆さんは猫のノミ対策をどうしていますか?
ノミよけ首輪(殺虫剤使用のもの)をつけたり、ノミ駆除剤(プログラム・フロントライン等)を飲ませている方もいるでしょう。
我が家は常に猫が6匹以上いる多頭飼いです。
殺虫剤をしみこませたノミよけ首輪で体調を崩して死にかけた子、ノミ駆除剤プログラムを飲ませて副作用で死にかけた子がいます。
市販のものではなく動物病院ですすめられ購入したノミよけ首輪ですので、効き目は強力ですが、我が家の猫は首輪をつけて10分もたつと、突然、激しい嘔吐・下痢をし、首のまわりが真っ赤に腫れました。
あまりにも嘔吐・下痢が止まらないので心配になり、ノミよけ首輪をはずすと、やっと嘔吐・下痢が治まりました。
真っ赤に腫れた首は腫れがひくのに数日かかりました。
こういうことがありましたので我が家の猫たちには、二度とノミよけ首輪をしていません。
ノミよけ首輪をしても平気な子がいますが、よく見ると、首元の皮膚が赤くなっていたりします。
ノミよけ首輪は使われている農薬の種類によっては神経ガスを含んでいて、呼吸器や皮膚から入り込んで様々な問題を引き起こすガスで、死をもたらすこともあります。
体の弱い子は、ノミよけ首輪をつけた途端、死にかけるでしょう。
農薬をクビにつけるようなものなので、一見、平気そうに見える子でも農薬が皮膚から体内に蓄積されれば、いずれ体調不良や病気(ガン等)、突然死という形で出てくると思います。
ノミよけ首輪から見つかった カルバリル という殺虫剤は 発がん性と催奇性 があります。
ノミよけパウダー、ノミよけスプレー、ノミよけシャンプー、いろいろありますが、副作用で、よだれ、発作、麻痺状態、最悪の場合、死を引き起こすものもあります。ノミを駆除する力が強力なものほど危険な農薬や薬品を使っています。
どうしても使いたいなら、これらの危険な農薬や薬品が一切使われていない、天然ハーブを使った製品が安全です。ただし殺虫効果はなく忌避効果なので、ノミとりクシとの併用をオススメします。
私がノミを撲滅するときに使ったものはハーブのティートリー成分が入った市販のスプレーでした。
これを猫の毛にスプレーし、ノミとりクシで毎日ノミを駆除し撲滅しました。
このスプレーを使ったのは10年以上前で、現在は販売してないようですね。
【食べさせてはいけない! ペットフードの恐ろしい話】の本に載っていた、ノミよけ用レモン水のレシピ
- 1、レモン3個を4つ切りにし、水に入れます。
- 2、それを沸騰させ、15分間、コトコト煮ます。
- 3、冷ましてからスプレーボトルに入れて、毛に吹きかけるか、毛にすりこみます。
猫は酸っぱいレモンの匂いを嫌がりますが、ノミも嫌がりますので防虫になります。皮膚のムズムズも鎮めてくれるようですよ。
輸入レモンは防腐剤をたくさん使用していますので、できれば国産レモンを使用したほうが良いのですが、国産でも防腐剤を使っているものがあるようなので、よく洗うしかないですね。
注意しなければならないのは、アトピーの子にレモン水を使うと、レモンの刺激で悪化する場合があるので使わないでください。
「アトピーの子にも大丈夫」な天然ハーブを使ったスプレーやシャンプーを使うのがオススメです。
【天然ビール酵母エビオス】も、ノミ・ダニ忌避効果があるかも
天然ビール酵母にはタンパク質を作り出すアミノ酸が含まれ、アミノ酸のなかでも構造中に硫黄(S)を含むものがあり、これらを含硫アミノ酸といいます。具体的にはシステイン、メチオニンがこれにあたります。
この含硫アミノ酸がノミやダニの嫌いな硫黄のニオイを作り出すようで、皮膚から、そこはかとなく硫黄のニオイを漂わせ、ノミやダニを寄せつけにくくするようです。
昔から硫黄は皮膚に良いと言われていて、硫黄成分の多い温泉は皮膚病に効果があると言われています。
硫黄は殺菌力が強く、カイセン、慢性湿疹、寄生虫皮膚炎等の軟膏の成分に使われています。ニキビ治療薬のクレアラシルの成分にも硫黄(サルファ)が使われていました。(若い頃、よく使ってました。今も、たまに使ってますが、私の年齢になるとニキビというよりオデキと言ったほうがいいような・・・ニキビ=若さのシンボルというイメージがあるので)
他にも、含硫アミノ酸には水銀やカドミウムなどの有害金属をくっつける作用があるようで、体内の有害金属を排泄(デトックス)する作用があるなら、ノミ・ダニ忌避作用だけでなく健康にも良いと思います。
天然ビール酵母エビオスって、胃腸の不調のときに飲むと良いんですが、薬ではないので、胃腸の調子が良いときに飲んでも問題ないですよ。虚弱体質の人や妊婦さんが栄養補給のために飲んでも良いものですから。
我が家のココちゃん、市販のペットフードを全く食べないので、ずっと手づくり食で、エビオス錠も1日1粒、11年間、毎日食べてますが、病気もせず、いたって元気でした。美味しそうにカリカリ噛んで食べてました。
エビオス錠を好きな子は喜んで食べますが、興味の無い子は食べません。1粒あげると、おもちゃにして床を転がして遊んでます。猫も好き嫌いがありますから。
ノミ駆除剤(プログラム・フロントライン等)
これも非常に効きますが、我が家の猫は、プログラムの副作用であやうく死にかけました。
プログラムを飲ませて5分ほどすると、ぐったりしだして、吐き気がするらしく、何度も吐く仕草をして、1ヶ月以上まともに食事が食べられませんでした。
かなりダルイらしく、1日中動かず、体を横たえていました。
このままでは死んでしまうのでは・・・・・と不安で心配で・・・・・1ヶ月以上たって、やっと苦しみから解放されたのか、少しずつゴハンも食べるようになりました。ガリガリに痩せて、可哀想なことをしました。
こういうことがあったので、我が家の猫たちには二度と飲ませていません。
ノミ駆除剤を飲んでも何とも無い子もいますが、副作用で死にかける子もいます。
どうしても使わなければならない状況なら、首の後ろに薬をたらすフロントライン スポットオン がベターかと思います。猫は体中なめますが、首の真後ろは、なめれないので、そこに薬剤をたらせばいいと思います。
全身にスプレーして子猫にも使えるフロントラインがあるようですが、【スプレーするときに薬物を吸い込まないように喚起をよくしてゴム手袋を着用しなければならない】と記載されているので、危険な薬剤と私は判断しましたので、あまりオススメできません。
安全なら喚起で窓を開ける必要もないし、素手で薬剤にふれても安全ならゴム手袋など不要のはずです。
猫は体中をなめますので、全身にスプレーするタイプは危険です。
ちなみに、フロントラインは、うさぎには使えません。うさぎに使用して死亡例があります。
ノミ対策
犬と猫が同居していると、犬が散歩に行ってノミを体につけてくるので、それが猫にたかって繁殖してしまうのですが、猫だけで完全室内飼いの場合は、こまめにシャンプーし、気長に根気よく、ハーブやレモンを使ったスプレーとノミとりクシでノミを取り続けると、必ずいなくなります。薬を使わなくても完全駆除することができます。
部屋の掃除は掃除機で、春から夏は1週間に1度、冬は1ヶ月に最低でも2回はしてくださいね。ノミの卵が落ちていると完全撲滅できませんので。掃除機にたまったゴミも、掃除機をかけたら、すぐ取り出して捨てましょう。
一度、撲滅すると不思議と、その後は何年たっても発生しませんね~。
下記の ノミとりクシ がオススメです。
クシで、すくい取ったノミがケースの中に入るので、洗面所でケースの中に水を入れ、ジャバジャバ水洗いしてノミを気絶させ、流してしまえばOKです。
我が家は猫が6匹いますが、完全室内飼いなので、ノミが大量に増える真夏でも、薬もノミとり首輪も使わず、ノミが1匹もいないのが自慢です。(^_^)v
ノミ・ダニ駆除にバルサンを使って、えらいめにあいました
昔、室内犬を飼っていたとき、犬が散歩でノミを連れてきて猫にたかり、猛暑でノミが大発生して、人間も犬、猫も、さされてカユくて大変でした。
その頃はノミよけの知識なんてありませんでしたから、散歩する犬にノミよけ対策を何も講じてなかったんです。知識が無いっていうのは怖いことです・・・・・
猫をシャンプーしたら、猫1匹の体からノミが100匹ちかく取れて、唖然。
あまりのカユさに耐えられず、バルサンという煙が出る殺虫剤を数回、使用してしまいました。
その結果・・・・・猫は膀胱炎になり動物病院通い、私は呼吸器をやられ回復するのに数ヶ月かかりました。
閉めきった部屋中の物や壁に農薬がしみこむ・・・それを常に呼吸器で吸い込み、皮膚に触れるたびに皮膚から殺虫剤が吸収される・・・・殺虫剤を何度も使用しても病気にならない人や猫って、よっぽど丈夫で解毒能力が優れているんでしょうね。