ペット信託(年老いても安心してペットと暮らせるために)

ペット信託 をご存知ですか?

もし、自分が病気や事故で死んでしまったときに、ペットのことを考え遺言書を残す方法もありますが、それだと、自分が死んだあとでないと効力が発生しないし、遺産を渡して世話をお願いした人が本当に世話してくれるかどうかもわかりません。

遺言は「死んでからの話」

ペット信託は「生きていても、死んだ後も」 OKなんです


突然の事故や病気、長期入院、老人ホームなどの施設入所で、自分はまだ生きているけれど、ペットの世話ができなくなる場合があります。
そんなときに契約を開始できるのが ペット信託 です。

ペットと入所できる老人ホームを探すという方法もありますが、入所する前に死んでしまった場合、ペットが残されてしまうので、ペットと入所できる老人ホームと、ペット信託をペアで考えるのも良いと思います。

「ペットと入所できる老人ホームに入る予定だが、もし入所前に自分が死んでしまった場合や長期入院などで世話ができなくなった場合、どうするかをペット信託で決めておきたい」

 

ペット信託で大切なことは、ペットの世話ができなくなった時に、どうするか・・・・・


●里親を探す
●動物愛護ボランティア団体や保護猫カフェ、老犬・老猫ホームなどの保護施設を探す
●ペットの世話を託す人を決める


ペットの世話をお願いして、相手が、そのお金をきちんとペットのために使っているかを監視する 信託監督人 を任意でおくこともできます。
信託監督人は、ペット信託契約を作成する弁護士、行政書士、司法書士などが就任し、第三者として見守り、チェックしてもらうことができます。

ペット信託を活用すれば、お年寄りになってもペットと暮らすことができます。
「1人は寂しいけれど、もう歳だから動物は飼えない・・・・・」
そんなことはありません! 大丈夫ですよ。

ただ、ペットの引き取り先が見つからない場合、ペット信託の契約ができませんので、やはり、ドイツのような運営基盤がしっかりした ティアハイム(動物保護施設) が日本にもあればと思います。

日本にも老犬・老猫ホームや譲渡型・保護猫カフェなどが増えてきていますので、今後、ペット信託を利用して安心してワンちゃん、ネコちゃんを預けられるようになると考えています。

 

ペット信託(年老いても安心してペットと暮らせるために)

 

私の母に年相応の物忘れが出てきて、いつ認知症になってもいいように家族信託のことをいろいろ調べてたんです。
そのときに、ペット信託のことも知りました。

もっと早く知っていたら、動物愛護団体の里親募集に応募して、家族構成を話して断られそうになっても、ペット信託のことを話せば断られなかったかもしれません。

※ 動物愛護団体によっては、家族構成が高齢の親と独身の子供の場合、または一人暮らしの場合、里親に応募しても断られます。我が家は6回連続、断られて、仕方なくペットショップで購入した経緯があります。家族構成で何度も断られて、すごく悔しかったし悲しかったです。私は事情があって独身でいるわけで、優雅な独身貴族を謳歌しているわけではないので嫌な気分でした。

 

ペット信託の契約をお願いする場合、いくらお金がかかるのか気になりますが、家族信託の場合、相場は100万円でした。(2020年時点)
ペット信託は、まだあまり知られていないので、どれくらいかかるのか、わかりません。

事務所によって金額はバラバラですし、弁護士、行政書士、司法書士、どの士業に頼むかによって金額も変わりますし、信頼できる方でないと不安ですよね。

 

メディアの影響か、高齢者は貧しく、その日暮らしが精いっぱいと思っている方がいますが、そういう方は、ごく一部です。
大半がタンス預金などを貯めこんで優雅な暮らしをしています。

母の知人の高齢女性は7~80万円するウィッグを3個も所有していましたし、別の知人の高齢者は、よく海外旅行に行っていました。

高齢者をだますオレオレ詐欺などの特殊詐欺被害額は、警察庁の発表によると2019年で301億5000万円だそうで、被害額を見れば、日本は裕福な高齢者が多いことが、よくわかります。

オレオレ詐欺などに払うぐらいなら、ペット信託に払って、高齢になっても安心してペットと幸せな生活を送ってほしいと思います。

我が家は母と娘の2人暮らしで猫が7匹もいるので、今後もペット信託について勉強していきたいと思っています。
いろいろ、わかり次第、少しずつ記事を更新していきます。

※ 「ペット信託」の商標登録権利者は河合保弘 氏です。